コマンドプロンプト_001
パソコンを無線ルータ化!?SoftAPを使いパソコン経由でスマホをネット接続する方法。」の記事にて、トラブルに関するコメントを頂きました。
そこで本記事において、本文中で説明していなかったトラブル関連について説明いたします。

SoftAPが実行できないトラブルと対処法について

SoftAPの設定に関する記事では補足程度で書いていましたが、「ネットワーク接続」画面において新たに追加された「ローカルエリア接続」「無効にする」を選択してしまうと、「デバイスマネージャー」で有効にしなければならず、面倒なことになってしまいます。
これはSoftAPが正常に実行できたあとの例です。

場合によっては、最初から無効になっている場合もあるかもしれません。
いずれもSoftAP実行時に同様のエラーメッセージが返ってくるので、今回は「デバイスマネージャーで有効にする方法」を具体的にご説明します。

具体的なトラブルの症状について

コマントプロンプト_002
SoftAPを有効にする際「netsh wlan start hostednetwork」と入力すると、以下の様なエラーメッセージが返ってくることがあります。
ホストされたネットワークを開始できませんでした。
グループまたはリソースは要求した操作の実行に適切な状態ではありません。
英語表記の場合は以下のメッセージが返ってきます。
The hosted network couldn't be started.
The group or resource is not in the correct state to perform the requested operation.
このメッセージが表示された場合、SoftAPが実行されません。

トラブルの原因について

繰り返しになりますが、以下の2点が原因として考えられます。
  1. SoftAPを正常に実行した後、ネットワーク接続画面においてローカルエリア接続を無効にすることでSoftAPを終了させた。
  2. 最初から無効になっていた。
どちらもSoftAPに関連したネットワークアダプターが無効になっている可能性があります。
「ネットワーク接続」の画面では有効にすることはできないので、「デバイスマネージャー」で有効にします。

対処方法について

まずは「コントロールパネル」から「デバイスマネージャー」を開きます。
(Windows10なんかは、左下のWindowsマークを右クリックで直接「デバイスマネージャー」を開けます。)
デバイスマネージャーは以下の様な画面ですので、ご確認ください。
デバイスマネージャー_001
ここで赤線を引いている「ネットワークアダプター」という項目が、今回確認すべき箇所です。
早速この項目をクリックして開いてみましょう。
デバイスマネージャー_002
項目をクリックすると上の画像の様に、さらに項目が表示されます。
実はこの中に、今回確認すべきネットワークアダプターは表示されていません。
そこで、「表示」⇒「非表示のデバイスの表示」を選択し、見えない項目を表示させます。
デバイスマネージャー_003
「非表示のデバイスの表示」をクリックすると、以下の様に見えなかった項目が見えるようになります。
無効化されている項目(デバイス)のアイコンには下矢印が付くのですが、ひとつだけ下矢印が付いている項目が確認できます。
これこそ今回確認すべきネットワークアダプターである「Microsoft Hosted Network Virtual Adapter」です。
(「Microsoft Virtual WiFi Miniport Adapter」の場合もあるようです。)
デバイスマネージャー_004
この項目を右クリックし、「デバイスを有効にする」を選択する事によって、SoftAPに関連するこのネットワークアダプターの機能を有効にさせることができます。

以上の様にネットワークアダプターを有効にした後、再度SoftAPを実行すれば、正常に動作するはずです。

おまけ:コマンドプロンプトの日本語化について

コマンドプロンプトが英語表記で困っている方がいらっしゃるかもしれませんので、日本語化の方法もご説明します。
まず、一時的に日本語表記にするには、コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力・実行してください。
コマントプロンプトを再起動すると、再び英語表記に戻る点に注意してください。
chcp 932
逆に英語表記にするには、以下を入力・実行してください。
chcp 437
また、日本語表示で今後利用したい場合は、以下の順で操作を行います。
  1. 「コントロールパネル」を開く。
  2. 「地域(と言語)」を開く。
  3. 「管理」タブを選択し、「システムロケールの変更」をクリック。
  4. 「日本語(日本)」を選択しPCを再起動。
英語表記に戻すには、再度「システムロケールの変更」にて「英語(米国)」を選択します。

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