先日、労働組合へ「辞表」を提出し、受理されてから・・・。
実は労働組合の事務所に、文房具などの私物がまだ置きっ放しでした。
なので、昨日の夜中に取りに行きました。

正直、組合のメンバーと顔は合わせたくありません。
なので10時半というそれなりの時間に、事務所に向かいました。 

これが本当に最後の闘いです。

現場へ向かうと

現場近くに到着したのが、22時半・・・・・・。

事務所の明かりが点いとる・・・。

「次の日は休みだ!」とかそんなの関係無く、無慈悲にも事務所の明かりは煌々と輝いていました。不夜城かよ。
建物外から確認したのですが、明らかに誰かがまだ仕事をしています。

うーむ・・・、誰が残っているかは大体予想はできます。
そして、この事態はまだまだ想定の範囲内です。

こういう事があろうかと思い、ちゃんと腹を空かして来たんだ!
さすがに0時前にはいなくなるだろうと考え、松屋に向かうのでした

正直、腹が減り過ぎて手が震えてたんですけど、それは置いときましょう。
準備万端過ぎて、命を落とすところだったぜ。

そして、松屋で「カルビ焼肉定食 ご飯特盛」をガッツリ食ったのでした。

予想外の事態

松屋でディナーを済ませ、適当にブラブラして、時間は23時半。
日付が変わる前には帰ってるだろうと思い、建物近くへ・・・・・・。

まだ事務所の明かりが点いとる・・・。

これは予想外の事態です。
パパッと潜入して、パパッと荷物を片付けて、パパッと電車か何かで帰ろうという計画が・・・。
ていうか、いつまで仕事してんだ頭おかしいだろ。

一向に煌々とした輝きを見せる事務所の明かりに、長期戦の予感を感じました。

面白れぇ、やってやろうじゃないの・・・。どうせ明日は休みだからね・・・。

事態は長期戦に突入

あー、さっみー!
まだ日中は日が挿しているので暖かいですが、夜はもう真冬じゃ!

肌を刺すような風の冷たさに、身を震わせながら、外から事務所の窓を眺めるのでした。

そもそも組合員に時間外労働の短縮や、ワークライフバランスとか偉そうに言ってるくせに、自分らだけやりたい放題じゃないの!!
こちとら残業代ありきの低賃金で働いてるというのに・・・。
自分たちの事は棚に上げて大口叩くのには、疑問を持たざるを得ません。


そんなことを考えて耐えてましたけど、結局事務所の明かりが消えたのは日付が変わって、1時半だったのでした。
どんだけ仕事すんねん。本当に頭おかしい。

気分は「メタルギアソリッド」

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ついに建物に潜入。
明かりが消えた事は確認できましたが、誰もいなくなったと確定した訳ではありません。
まだ誰かが残っているかもしれないので、音を立てることなく、静かに忍び込みましょう。
気分は完全にメタルギアソリッドです。

事務所がある階まで結構あるのですが、エレベーターは使わず、階段で上がりました。
エレベーターは目的の階に着いたとき、音が鳴りますからね・・・!!

聞こえるのは、かすかな足音と、服の擦れる音のみ・・・。

目的の階に到着し、ドアノブを極限まで音が出ないように回す・・・。
誰かの気配は・・・、無い。

他の部屋は・・・?
明かりを消しているだけで、もしかしたら事務所に泊まっている可能性もあります。

・・・他の部屋も特に人の気配はありません。
本当に泊まってたら、どんだけ組合の仕事好きなんだよと、さすがに怖くなるわ。

現場に潜入して

潜入とか言ってますが、正面玄関から入って、普通に階段昇ってるだけですからね。

事務所に入ったら、まず懐中電灯を探します。一人称視点のホラーゲームかよ。
事務所の明かりをおもいっきり点けて、存在を知られたらマズイので仕方ありません。

まずは、デスク周りの荷物を片付けます。
書類の量が異常に多いですねぇ。

シュレッダー行きやゴミ箱行きなど、分別作業がなかなか大変。
在籍時のノートを見つけて、チラッと中身を見たのですが、がむしゃらに頑張ってたんだなと、何だか懐かしい気持ちになりました。
それと同時に、業務量の多さや理不尽さも蘇り、イライラしてきたので、全部シュレッダーにかけてやりました。

その後も、坦々と書類を処分していき、私物も回収し、作業を終えました。

作業時間は、何だかんだで2時間。
帰るのにもタクシーじゃお金が掛かり過ぎるし、始発の電車まで寝て待つか・・・。

疲労もピークに達しようとしていたので、しばらく寝ました。

始発の時間が近づく頃に、事務所を再度メタルギアばりの動きで去りました。
新聞配達のおじさんとすれ違ったのですが、刺客じゃないでしょうね。

駅のホームで始発を待つ間の、耐え難い寒さが印象的でした。

全てが終わって

やっと全てが片付きました。
精神的には軽くなりましたが、心がスッキリしたかというと不思議とそうでもありませんでした。

この会社で勤め続ける限り、この労働組合の影はいつまでも憑いてまわるのです。
役員は辞めたものの、一般組合員ではあり続ける訳ですからね。

この1年間、ずっと仕事について考えてきました。

この仕事に自分の人生を賭けるほどの価値があるのか・・・。
仮に続けたとして、将来的に自分に何か意味のあるものなのか・・・。

仕事というものに関して、深く考えることができた点で言うと、貴重な1年間だったのかもしれません。 

「やりたくもない仕事は無理してやることはない。」

今回得たものは、もうこれに限ります。
私の場合は、自分の意志関係なく拉致されたんですけどね・・・。


自分にとって、理想の仕事の形は、一体どういったものなんだろう。
 
まだまだ、考え続ける必要がありそうです。 


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