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本日、お米が無くなったので、近くのスーパーに買いに行きました。

米びつが5kg用なので、5kgで安くて良さげなお米を探しておりました。

その中でダントツで安かったのが、こちら北広島市産「ななつぼし」。

北広島市ですけど、北海道の市です。

なんで北海道に広島があるんや

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北海道に北広島市とか、えらいややこしいやないかい、あぁん?

プロ野球の日ハムが、北広島市に本拠地の移転を検討しているニュースが最近ありました。(⇒参考
一瞬広島県に本拠地を移すもんかと、我が目を疑いましたね。

そしたら、しっかり北海道でした


北広島市という名称ですが、やはり広島県と深い関りがあるようです。

時は1884年、明治17年のこと。
開国したばかりの日本は、国の経済を発展させるため、北海道をどうしても開拓する必要がありました。

国の北海道開拓の政策もあり、広島県段原村(南区段原)より、現在の北広島市の地に広島県人が集団移住したそうです。
(広島からだけでなく、全国から北海道への移住者が多かったようです)


広島県から移住した人々が定住したのが由来となり、しばらくして広島村広島町となり、最終的に1996年に北広島市となったようです。 

寒冷な地で稲作を

大阪府出身の中山久蔵(なかやま きゅうぞう)という方がいらっしゃいました。

「寒地稲作の父」「北海道稲作の父」と呼ばれており、寒冷な地である北海道で稲作を成功させた方です。

寒地稲作のスペシャリストということですわ・・・!

そして、改良を重ねた種もみを開拓移民に無償で分け与えたという、お米作るだけじゃなくて、北海道という地の発展にも寄与した素晴らしい偉人なんですなー。

って、袋の裏に書いてありました!!!!

北海道のエリート米「ななつぼし」

その北海道米のゴッドファーザーこと中山久蔵の果てることなきお米スピリットは、現在も受け継がれているのです。

広大な面積を誇る北海道は、現在では日本最大規模の米どころでもあります。
面積・収穫量ともに新潟県と1,2を争っているほどです・・・。

・・・って、新潟強すぎだろ。

北海道の6分の1程の面積ながら、お米に対する熱い情熱については、新潟も負けちゃいねぇってことか・・・!

熱い、熱いぜ新潟米!ほっかほかの炊き立てだ!
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まぁ話がそれましたが、北海道で一番の生産量を誇るのが「ななつぼし」という品種。

星が綺麗でよく見える北海道で育ったお米だぜ、ってのが名前の由来だそうです。

広島県東広島市姉妹都市提携を結ぶ北広島市、しっかりこっちのスーパーで売ってました。。


そして気になるお値段、5kg1,680円・・・!!!

や、やすぅぅい・・・・。

他のお米は、1,900円や2,000円が主ですが、その中でこのお値段。

中山久蔵先生の無償でお米を分け与えるというお米スピリット、しっかり伝わってるぜ・・・ッッッ!!

イメージキャラクターは、あの「マツコ・デラックス」

なんと北海道米のイメージキャラクターは、マツコ・デラックスさんです。
(⇒北海道のお米公式サイト



うーむ、以前から北海道米と関りがあるそうです。

マツコさんを起用したとなれば、北海道米の知名度も上がってくるんじゃないでしょうか。

北海道米の歌もある・・・ッッッ!!

なーんと、北海道米の歌もあるぞ!!




北海道米なんてマイナーな・・・という声を掛けられることもあったのかもしれません。
しかしながら、日々の弛まぬお米研究があったからこそ、今の北海道米があるのです。

それは、かつて冷たい水しか流れず稲が育たない北海道で、中山久蔵先生をはじめとした、数々の稲作農家の方々の努力が実を結ぶかのようです。


(⇒北海道米応援のうたページ
注意:ページを開くと同時に音楽が流れます

最後に

とまぁ、そんな北広島市ですが、こういうストーリーがあるのってなんか良いですよねぇ。

そして「ななつぼし」はまだ食べてないんですけどね。
今回色々調べてみて、北広島市でもええやないか!と思い、なんかよく分からない愛着が湧きました。

今後も北海道米、そして北広島市を応援してます。

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