私は少し前まで6社のカードローンを契約していました。
手取り12万円、月の返済額約7万円が私の借金返済記録のピークです。
(キツかったですわ!という以前の記事はこちら⇒「借金したての頃の話。③」)
家計簿を付けることによって、月にどれくらいの支出があるか把握できてきました。
改めてあの日々を振り返ってみます。
手取り12万円、月の返済7万円
契約していたカードローンは以下の6社。- バンクイック(三菱東京UFJ銀行)・・・返済額1万円
- オリックス銀行・・・返済額1万円
- レイク(新生銀行)・・・返済額2万円
- アコム・・・返済額1万円
- 三井住友銀行・・・返済額1万円
- みずほ銀行・・・返済額1万円
手取り12万円というのもヤバイんですが、そこにカードローン6社、計7万円が降りかかってます。
つまり手元に残るお金は5万円。
この金額でひと月を乗り越えなければなりません。
残りの5万円は自由なお金ではない
そしてその5万円も自由には使えません。この5万円も、食費や光熱費等で消えていきます。
ここまでは以前の記事でも書いているのですが、ここから最近の家計簿を元に、どれだけのお金が余るかを計算してみます。
食費とその他の支出を出す
まずは食費です。2017年1~3月の食費は、平均すると2万円なので、食費は約2万円で計算しましょう。
次にその他の支出です。
電気代、ガス代、寮の共益費、携帯代、ネット料金等。
季節によって電気代とガス代で上下しますが、約3万円としておきます。
この時点で合計5万円。
これ以降の支出は、赤字突入です。
そして、強引に誘われる飲み会や日用品等を考えると、完全に赤字になります。
うーん、しんどい。
改めて振り返ってみる
あの頃はもちろん家計簿を付けていなかったので、細かいお金の動きは分かりませんでした。ですが、ざっくりとした残金は把握していました。
銀行の残高が数千円も無いなんて、普通でしたね。
そして本能的に生活の危機を感じて、新たに借入する事もありました。
ある1社を返済するために、別のカードローンから借入した事もありました。
実はまだその頃は残業代が少しついていたので、まだ良かったのです。
しかし、ある時期に異動になり、残業がほとんど無い部署に着任してしまったのがマズかった。
本当に手取りで12万円行くか行かないかの給料での生活です。
そしてそんな中、労働組合役員への勧誘があった・・・という流れです。
役員手当6万円は魅力的でした。
しかしその代償として、心身ともに疲れ果ててしまった訳ですなー。
最後に
以上の事より、手取り12万円で7万円の返済は相当キツイです。私の場合、給料から寮費を天引きされているのでまだ良いですが、一人暮らしで手取りから家賃を支払っている状況だとしたら、ほぼ生活ができなくなると思った方が良いでしょう。
その場合、家賃の額にもよりますが、月の返済額5万円くらいが限界なのではないでしょうか。
それか、実家に住むなどして支出を抑える対策を打たなければ、間違いなく生活ができなくなります。
いずれにせよ、キツイことには間違いありません。
借金を背負った者の抗う事ができない運命です。
それでも、自分で作った借金は、自分で稼いだお金で返すしかないのです。
まだ返済中ではありますが、あの時のことは忘れず、これからの糧にしていきたいですね。