なにやらNTT東日本ら3社が、ドローンを利用した社内巡回サービスを始めるようです。
(参考記事⇒無駄な残業許しません! ドローンが社内を巡回)
社員健康管理サービス「T-FREND」
ちょいと調べてみました。NTT東日本の公式サイトのニュースリリース、今日の日付で情報がありました。
社員健康管理サービス「T-FREND」という事業らしいです。
大成株式会社、ブルーイノベーション株式会社、そしてNTT東日本の3社が共同開発。
2018年4月より試行サービス開始、10月より本サービス開始予定とのこと。
ドローンがオフィス内を自動飛行で巡回パトロールし、映像・画像を担当者へと送信。
残業をしている社員への注意喚起等で、残業抑制を図るようです。
月の利用料は50万円ほどを想定しているとのこと。
機械を使っても結局は人がチェックする
このニュースを見た瞬間「アホらしい」と思ってしまったのですが、みなさんいかがでしょうか。普段ニュースを記事にすることは無いのですが、あまりの衝撃に緊急で記事作るほどです。
オフィス内を監視するのは分かりますが、そもそもドローンである必要があるんでしょうか。
監視カメラじゃいけないんですか。
ドローンで隅から隅まで見回るとなっても、給湯室に隠れて残業するようなヤバイやつはなかなかいないでしょう。
それに月の利用料が50万円というのもまた高額です。
1年間で600万円支払ってまで、社内にドローン1台を飛ばす会社があるんでしょうか。
それにドローンは当然ドアの開け閉めなんてできませんから、ワンフロアの限られた空間しか巡回できません。
フロア毎にドローンを追加導入したら、またえらいお金を取られそうです。
ワンフロアで広い空間であれば、それこそ監視カメラが活躍するのではないでしょうか。
適当に検索して出たKDDIの監視カメラサービスなんかは、初期費用こそ20万円程度掛かるものの、月の利用料は3万円弱。
ドローンを導入しようが監視カメラを導入しようが、結局は人間が注意を促す訳ですから、どちらがコスパに優れるかは明白なはずです。
担当者自身がオフィスを巡回チェックするとなると、負担が掛かるのは分かる。
なので巡回自体は自動化・機械化しよう、というのも分かる。
だからって、ドローンは無いと思うわ。
最後に
「期待される効果 室内をくまなくパトロール⇒残業抑制、警備」と豪語しておりますが、オフィス内をドローンが飛び回ってたら叩き落されるんじゃないですかね。プロペラが手に当たったら痛そうだけど。
結局は担当者がデータを踏まえて、注意喚起等を行い、どれだけ無駄な残業を抑制できるかにかかっているのです。
担当者が無能であれば、ドローンが何台飛ぼうが、マシンガンでも付かない限り残業抑制にはならないのです。
しかし、無駄にハイテクなものを開発して、技術力を誇示しているだけの様な気がしますねぇ。
勢いだけで書いたので、間違った点があったらスミマセン。