今日はこの「夢の女神戦」という、かな~り古いゲームをちょっとだけご紹介します。
普段はこういうゲームは一切しないのですが、このゲームだけは少し事情が違うんです。
新米魔法使いサーシャが主人公の中編RPG
主人公はドジっ子属性MAXの新米魔法使いサーシャ。
ある重大な使命を背負い、仲間と共に迷宮に潜り込むも、途中で落とし穴に落ちてしまう。
無事迷子になりまくったサーシャは、同じく迷子になっていたテリーザと共に迷宮脱出を目指す。
・・・といったストーリー。
迷宮の中にはもちろんモンスターがいて、魔法を使って倒していきます。
ですがサーシャは新米魔法使いのため、魔法の熟練度が低いうちは失敗ばかりします。
上手にサーシャを育てながら脱出を目指しましょう。
ちなみにプレイ時間はクリアまで3時間程度と、中編RPGとなっています。
18年前にプレイしたっきり、名前も思い出せなかった
実はこのゲーム、18年も前にプレイした記憶があるのですが、名前が一切思い出せなかったのです。18年前といえば我が家に、あの悪名高き「WindowsMe」が来た年です。
とはいえ家にパソコンが設置されたことで、当時小学4年生の私は大喜びでした。
そこからパソコン雑誌を親が買ってくるようになったのですが、付属CDにゲームやら色々なソフトウェアが入っていました。
恐らく今回のこのゲームも、その付属CDからゲットしたもの。
シェアウェア(途中から有料)のため、途中までしかプレイしなかったものの、スタート画面の全面に映る青髪の笑顔の女の子(冒頭の画像)がとても印象に残っていました。
そんなこんなで、たま~にふと思い出す事があり、その度にGoogleで検索しまくるのですが、情報の欠片も引っかからず・・・。
その結果諦める・・・ということが、何回もあったわけです。
しかしついに昨日、「さすがに自分だけの力では探し出せない・・・」と思い、5ちゃんねるの「名前が思い出せないゲームを誰かが教えてくれるスレ」に投稿。
覚えていることとして、「スタート画面の全面に青髪で笑顔の女の子(冒頭の画像)」と「シェアウェアで途中までしかプレイできなかった」の2つを挙げました。
すると、投稿後わずか13分で「夢の女神戦?」という回答が返ってくるという事態に。
早速「夢の女神戦」で検索すると、このゲームで間違いないということを確信。
「ここのスレの人すげぇな・・・」と思いつつ、丁重にお礼をいたしました。
そうかー、スタート画面の笑顔の女の子はサーシャだったのか。
シェアウェアということで結構作り込まれているので、一部では割と有名なゲームだったのでしょうかね。
元々はシェアウェア(有料)のゲーム
ちなみにこのゲームの最初の公開日は1997年7月。なんと私が小学校1年生の頃のゲームなんですよ。
ファイルサイズも数メガバイトとコンパクトで、ゲーム内の色も256色と、なかなか時代を感じます。
ですが、最近のツクール系のゲームとは違って、良い意味でとても手作り感があります。
古き良き時代のゲームと言えるでしょう。
それで、このゲームは実はシェアウェアだったんですよ。
・・・もうこの単語も最近は耳にしませんが、死語になってるんでしょうか。
お金を払わないと使えないソフトウェアを、シェアウェアと言っていました。
この「夢の女神戦」は当時、序盤は無料でプレイできたのですが、途中から有料だったんです。
ですが現在ではフリーウェアになっており、全編無料でプレイ可能になっています。
思わず全クリしてしまう
いや、もう勢いで全クリしてしまいました。
迷宮の中では、様々な登場人物との出会いがあります。
そして迷宮を進んでいくにつれて、迷宮自体の意味を知ることになります。
途中まさかの展開でドキッとしてしまいました。
自分が小学生だったらトラウマになったかもしんねぇ・・・。
さすが元々シェアウェアなだけあります。
MPの消費とこまめなセーブさえ気を付けていれば、全体的な難易度はそれほど高くないでしょう。
魔法も全て全体が対象になっているので、手っ取り早くて良いです。
そしてたまに魔法が暴走することがあり、敵全体にとんでもねぇダメージを与えるのも面白いです。
ちなみにアイテムが存在しないので、探索と敵との戦いだけに没頭し、ストーリーを楽しむ感じでした。
最後に
それにしてもこんな懐かしいゲームを再びプレイできるとは・・・。続編で「光の女神戦」という作品もあるので、こちらも後日プレイしたいところ。
しかしこちらはシェアウェア継続中・・・。なんてこった。
なかなか古い作品ではありますし、絵柄も好みが分かれるでしょう。
ですが、内容は面白いと思いますので、お時間がある方はプレイしてみてはいかがでしょうか。
作者様ホームページ
「夢の女神戦」のWin10での動作確認を行っていらっしゃるのが驚き。ここ1年は更新が止まっているようですが、それでも最近まで更新されている貴重なサイトですね。