XAMPPを使ってローカル環境でWordpressをいじる人は多いと思うのですが、Wordpressの動作が遅いと思ったことはありませんか?
その現象ですが、もしかしたらセキュリティソフトが原因かもしれませんよ。
以前もローカル環境で色々と触っていたこともあるんですが、その時はもっと軽快に動いていたはず。
考えられる原因としてはWordpressをインストールし直したことくらいなのですが・・・。
インストールしたらインストールしたで、エディタが「Gutenberg」とかいう謎エディタに一新されて戸惑ったのですが、まぁこれは別のお話。
Googleで対策を調査してみると、同じような事象は割と発生している模様。
IPv6やIPv4関連の対策が検索上位に出てくるので一通り試してみるものの・・・、これがまぁ効き目皆無だったんですね。
それ以上調べても有効的な対策がありそうになかったものですから、自分で色々と思い当たる対策をしていると・・・、なんと「セキュリティソフト」が原因と判明したのです。
IPアドレス関連の対策は多くネット上に公開されていますが、セキュリティソフトが原因という情報はありませんでしたので、動作が遅い症状にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
これはちょっと大事なファイルを弄ったり、コマンドプロンプトで設定を変えたりするということで少し怖いので、一旦置いときましょう。
今回はとにかくまず、セキュリティソフトを無効にして症状が改善されるか試してみます。
セキュリティの機能の無効化は簡単で、
無効化した状態でWordpressの動作が改善するか確認しましょう。
Wordpressを触るたびにセキュリティを無効化するのは面倒ですし、何より全てのセキュリティを無効にしているのはとても不安です。
なので、動作を重くしているデータを、セキュリティソフトの検査対象から外してあげましょう。
ここで対象となるデータなのですが・・・、頑張って調べました。
犯人はズバリ「Wordpressのフォルダ」なのです!
ローカル環境でWordpressを動かす場合、この「htdocs」フォルダ内にWordpressのデータを入れる訳ですが、こいつをセキュリティソフトの検査対象にしていると動作が遅くなってしまうようです。
なので、このWordpressのフォルダをセキュリティソフトの検査対象から除外をします。
まずはホーム画面から「設定」を選択します。
設定画面が開いたら、「ウイルス・スパイウェア対策」の「設定」を選択します。
次に「ウイルス検査方法」の、「検査したくないファイル、フォルダを指定する」を選択します。
「検索除外リスト」が表示されますが、まだ何も登録していない状態です。
ここに追加したファイルやフォルダなどが、検査対象外になります。
Wordpressのフォルダを追加したいので、「ファイルやフォルダの追加」を選択します。
「フォルダを追加する」を選択し、Wordpressのフォルダを追加します。
実際にWordpressのフォルダを選択した状態です。
ここで「ウイルス自動検知の対象にしない」にチェックを入れておきましょう。
まだこの段階では設定が保存されていませんので、「OK」を押して戻り、さらに先程の検索除外リストの画面も「OK」を押しましょう。
以上で検査対象から除外する設定は完了です。
設定完了後はWordpressの動きを実際に確認してみて、問題が改善されていれば作業は終了です。
全く同じではないでしょうが、参考にして頂ければと思います。
ですが、ネットで遅延の原因を検索すると、大体「IPv4やらIPv6のアドレス変換」に関するものが検索上位に現れるかと思われます。
IPv4よりIPv6が優先されるのが原因とのことで、コマンドプロンプトでIPv4の優先度を上げる方法が紹介されています。
念のため、リンクを貼っておきますので、参考程度に。
ちなみにこの方法、個人的にちょっと気を付けて頂きたい点があります。
というのが、コマンドプロンプトでIPv4の優先度変更後、IPv6の項目が全部ごっそり消えて無くなります。
自分自身を表す「localhost」はIPv6アドレスだと「::1」ですが、pingすら通らなくなります。
IPv6が一切使えなくなってしまうようです。
もし弄ってしまって、IPv6がどうにもならんわって場合は、以下のリンクを参考にしてIPv6を復活させましょう。
普段IPv4通信を行っているので不便なことは一切ないのですが、もし将来的にIPv6的な何かが起こった際は面倒なことになってしまいますね。
ですので、IPアドレス関連を弄る際は注意して頂ければと思います。
なるべくPCの深いところの設定は弄りたくないですもんね。
それでは皆様、良いWordpressライフを。
その現象ですが、もしかしたらセキュリティソフトが原因かもしれませんよ。
経緯
先日XAMPPを使ったローカル環境で、Wordpressを動かす機会があったのですが、どうもえらく遅かったんです。以前もローカル環境で色々と触っていたこともあるんですが、その時はもっと軽快に動いていたはず。
考えられる原因としてはWordpressをインストールし直したことくらいなのですが・・・。
インストールしたらインストールしたで、エディタが「Gutenberg」とかいう謎エディタに一新されて戸惑ったのですが、まぁこれは別のお話。
Googleで対策を調査してみると、同じような事象は割と発生している模様。
IPv6やIPv4関連の対策が検索上位に出てくるので一通り試してみるものの・・・、これがまぁ効き目皆無だったんですね。
それ以上調べても有効的な対策がありそうになかったものですから、自分で色々と思い当たる対策をしていると・・・、なんと「セキュリティソフト」が原因と判明したのです。
IPアドレス関連の対策は多くネット上に公開されていますが、セキュリティソフトが原因という情報はありませんでしたので、動作が遅い症状にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
とにかくまずはセキュリティソフトを無効にしてみる
繰り返しになりますが、ネットで対策を検索すると大体は「IPv4,IPv6の優先度」関連の情報がでてきます。これはちょっと大事なファイルを弄ったり、コマンドプロンプトで設定を変えたりするということで少し怖いので、一旦置いときましょう。
今回はとにかくまず、セキュリティソフトを無効にして症状が改善されるか試してみます。
ソースネクスト「ウイルスセキュリティ」の場合
私はソースネクストの「ウイルスセキュリティ」を使っています。セキュリティの機能の無効化は簡単で、
- タスクバーからウイルスセキュリティを右クリックし、「すべての機能を無効にする」を選択
- 希望の設定時間を選んで、「はい」を選択
- タスクバーのアイコンが赤色になったら、セキュリティ無効化完了
- 改めてWordpressの状態を確認しましょう
他のセキュリティソフトの場合も同様
他のセキュリティソフトの場合も、恐らく同じように一時的に無効化できるかと思います。無効化した状態でWordpressの動作が改善するか確認しましょう。
セキュリティソフトのウイルス検査対象から除外する
もしWordpressの動きが軽くなったのであれば、おめでとうございます・・・という訳にはまだいきません。Wordpressを触るたびにセキュリティを無効化するのは面倒ですし、何より全てのセキュリティを無効にしているのはとても不安です。
なので、動作を重くしているデータを、セキュリティソフトの検査対象から外してあげましょう。
ここで対象となるデータなのですが・・・、頑張って調べました。
犯人はズバリ「Wordpressのフォルダ」なのです!
ローカル環境でWordpressを動かす場合、この「htdocs」フォルダ内にWordpressのデータを入れる訳ですが、こいつをセキュリティソフトの検査対象にしていると動作が遅くなってしまうようです。
なので、このWordpressのフォルダをセキュリティソフトの検査対象から除外をします。
ソースネクスト「ウイルスセキュリティ」の場合
まずはホーム画面から「設定」を選択します。
設定画面が開いたら、「ウイルス・スパイウェア対策」の「設定」を選択します。
次に「ウイルス検査方法」の、「検査したくないファイル、フォルダを指定する」を選択します。
「検索除外リスト」が表示されますが、まだ何も登録していない状態です。
ここに追加したファイルやフォルダなどが、検査対象外になります。
Wordpressのフォルダを追加したいので、「ファイルやフォルダの追加」を選択します。
「フォルダを追加する」を選択し、Wordpressのフォルダを追加します。
実際にWordpressのフォルダを選択した状態です。
ここで「ウイルス自動検知の対象にしない」にチェックを入れておきましょう。
まだこの段階では設定が保存されていませんので、「OK」を押して戻り、さらに先程の検索除外リストの画面も「OK」を押しましょう。
以上で検査対象から除外する設定は完了です。
設定完了後はWordpressの動きを実際に確認してみて、問題が改善されていれば作業は終了です。
その他のセキュリティソフトの場合
セキュリティソフトがその他の場合も、設定の手順については似ているかと思います。全く同じではないでしょうが、参考にして頂ければと思います。
その他の原因
今回、私の場合はセキュリティソフトが原因で遅延が発生していました。ですが、ネットで遅延の原因を検索すると、大体「IPv4やらIPv6のアドレス変換」に関するものが検索上位に現れるかと思われます。
IPv4よりIPv6が優先されるのが原因とのことで、コマンドプロンプトでIPv4の優先度を上げる方法が紹介されています。
念のため、リンクを貼っておきますので、参考程度に。
ちなみにこの方法、個人的にちょっと気を付けて頂きたい点があります。
というのが、コマンドプロンプトでIPv4の優先度変更後、IPv6の項目が全部ごっそり消えて無くなります。
自分自身を表す「localhost」はIPv6アドレスだと「::1」ですが、pingすら通らなくなります。
IPv6が一切使えなくなってしまうようです。
もし弄ってしまって、IPv6がどうにもならんわって場合は、以下のリンクを参考にしてIPv6を復活させましょう。
普段IPv4通信を行っているので不便なことは一切ないのですが、もし将来的にIPv6的な何かが起こった際は面倒なことになってしまいますね。
ですので、IPアドレス関連を弄る際は注意して頂ければと思います。
最後に
ということで、IPアドレスの前に、セキュリティソフトを疑ってみることをオススメします。なるべくPCの深いところの設定は弄りたくないですもんね。
それでは皆様、良いWordpressライフを。