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役員を辞めて、一か月のお休み期間に色々考えていました。
果たして、今の仕事は自分にとって何なんだろうかと。

そんな中、書店でこんな本を手に取りました。

ふーむ、「やりがい」の無い仕事はやめていい・・・かー。 

一冊の本の全てを鵜呑みにするのは危ないとは思いつつも、少し立ち読みした後、購入しました。 

内容について

ブラック企業という言葉も聞き慣れてきたのも、最近の話でしょうか。

大卒の就職率は2010年頃は低迷していましたが、最近は上昇しているようです。
ですが、高学歴であろうがなかろうが、頑張って入社した会社の労働環境が悪い(ブラック企業)のは、最近はよく聞きます。
最近では電通で若い女性社員が、過酷な労働環境が原因で、自殺してしまいました。

だからといって、尻込みして就職しない・・・という訳にもいきません。
このご時世、就職しないと世間体が悪かったり、将来を考えるとどんな仕事でもいいので就きたい、といった考えもあるでしょう。

「やりがいは無いが、生活するために我慢して仕事をしている」


こういった想いの方が実は多いように思います。

この『「やりがい」のない仕事はやめていい。』(中越裕史 著)は、そういった誰もが持ってる想いに対して、疑問を投げ掛けます。

「今の仕事で、本当に幸せになれるかどうか」

そしてそれを踏まえたうえで、「本当に自分のしたい事、天職を見つけ出すこと」のキッカケを、この本は与えてくれます。

中越裕史さんとは

やりたいこと探し専門心理カウンセラー

中越 裕史(なかごし ひろし)

1979年生まれ。大阪府大阪市在住。

社団法人日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー

日本メンタルヘルス協会 研究コース修了

大学卒業後、リフォーム会社、営業代理店を経て猛勉強のすえカウンセラーになる。

むむ・・・、ぁゃしぃ・・・。

と言いたい所ですが、この「天職」に関する書籍、この他にも何冊か出版されていらっしゃいます。

本の冒頭でもありますが、この「天職探しカウンセラー」も、ご自身の経験が大きな土台となっていらっしゃるようです。

自身も色々と苦労されて、このカウンセラーに辿り着いたとの事で、おっしゃられる事に説得力がありますね・・・!

感想

「やりがい」のない仕事はやめていい。
「やりがい」のない仕事はやめていい。


自分自身、今の仕事に対して「やりがい」があるのか疑問に思っています。
正直なところ、仕事を辞めてしまおう、と考えているのも確かです。

しかし、多くの人はその突発的とも取れるその考えに、ブレーキを掛けてしまうはずです。

「次の仕事なんて決まってないのに、辞めてどうするのか」

「この年になって夢のような事を考えてどうかしてる」

「好きな事を仕事にしてやっていける訳無いじゃないか」


こういった考えがまず頭に浮かぶはずです。

自分もやっぱり、そういう考えは頭に思い浮かびます。
仕事は辛いのが常識だと周りが言う中で、なに甘い事を考えているんだろうか、と。


しかしこの本は、普段であれば押し殺してしまいそうな「辞めた方が良いのではないだろうか」という想いを、後押ししてくれました。

「好きな事を仕事にすることの大切さ。」

「大好きな仕事に一歩踏み出す方法。」


それらが、丁寧に説明されています。

決して、「~~を~~までに~~しよう!!」といった様な、自己啓発本な感じはありません。

最初から最後まで、好きな事をして生きることの大切さを優しく語り掛けてくれるかのような内容です。
個人的には、そういった強引さが無い内容がとても安心できました。

さすがカウンセラーといったところでしょうか・・・。さすがや・・・。

そういえば、心療内科の先生も、私の話をよく聴いて下さいました。
著者の中越さんも、自身の経験がある上にカウンセラーをやってらっしゃいますので、私たち読み手の気持ちを一番に考えてらっしゃるのかもしれませんね。

セミナーへの参加 

天職探し心理学 やりたいことの見つけ方 3時間講座

ところで、こちらをご覧ください。

参戦します。

丁度良いことに、セミナーが開かれるようです。
大阪であれば、なんとか参加できます。

セミナーはなかなかハードルが高いですが、ちょいと参加してきます。 

何かヒントでも掴めたらいいですね。 


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